不二越社製精密スライサのレトロフィットサービスをご活用いただいたお客様の実例紹介です。
購入当時から加工性能が非常に高い機械でお取引先からも好評のようでしたが、機械が1998年製で製造から25年以上経っていたため劣化が激しく制御装置にも大変不安がある装置でした。
今後少なくとも10年は稼働できるようにとのご要望に応える形で当社のレトロフィット改造サービスを提供させていただきました。
当社では、機械の改造はもちろん、解体作業から搬出・搬入・据付に至るまでワンストップで対応できるためお客様からも大変喜ばれております。
【レトロフィット工事前】

【レトロフィット工事後】



<主な工事内容>
・機械解体、搬出
・改造前機械精度測定
・機械の分解、清掃
・スライド部とテーブル部の摺り合わせ
・部品設計、交換
・機械組立調整、テストカット
・機械搬入、据付、立上げ工事
<おもな交換部品>
・制御盤、操作盤、NCシステム
・サーボモータ
・位置検出スケール
・クーラントユニット
・ジャバラカバー
・ボールねじ
・配管・配線類、機械装置カバー
施工を実施したお客様からは、
「まるで新品の機械のように蘇りました!」
「古い機械でしたがわが社ではまだまだ活躍してもらいたい機械だったのでとても助かりました」と喜びの声を頂戴しています。
年数が経過した機械でも整備によって蘇る可能性が十分にあります。ぜひ一度UPDまでご相談ください。
※レトロフィットサービスの注意事項
・機械種類、型式によってはレトロフィットができない場合があります。
・制御装置の更新により加工操作方法が変更となる場合があります。
・本記事の作業は一例です。機械種類により内容は異なります。
・機械精度や加工精度の向上を保証するものではありません。

